ほわほわん

元気ない人もほんわかとした気持ちになれたらいいなぁ ってブログです。

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【鳥取1】大丈夫なのか

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ブログの筆者:ほわほわ

 

 

ある日のこと。

 

ほわほわは鳥取県に遊びに来ていた。

 

もう夜遅いなぁ

寝る場所探さなきゃ...

 

駅近くのホテルを見つけては電話し、ホテルを探し回るほわほわ。

しかし、どこも満室。

 

 

なかなか見つからないなぁ〜

 


いよいよ野宿デビューか...?

 

 

そう思った時。

1箇所空室のあるホテルを見つけた。

 

値段は...

 

1泊3000円...!!

 

これは安いぞ...

このホテルが最後の希望...

 


行くぞ〜

 

ほわほわは早速そこへ向かった。

 


しばらく歩き、ホテルに到着。

 


こんばんは〜

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出迎えてくれたのはおじいちゃんおばあちゃん。

少し懐かしい雰囲気のホテルだ。

 

3000円を前払いし、早速ホテルのルームキーを渡される。

 

 

お風呂は1階にあるのでね〜

ごゆっくりどうぞ〜

 

ありがとうございます〜

 

 

さっそく部屋に向かった。

 

 


カチャッ

 

 


扉を開けると...

 

 

 

おぉ〜

 

 

 

部屋は洋風で綺麗だった。

ベッドやテレビなど一式揃えてある。


正直、お財布に優しい値段だったから部屋が少し気になってたけど...

 


すごくいい!!

 

 

よし、次はお風呂だぁ〜


部屋を確認したことだし、早くお風呂も済ませることにした。

必要なグッズを持ち1階のお風呂へ。

 


わぁ〜

家のお風呂みたいだ。

これはこれでなんか落ち着くなぁ


浴槽にお風呂も溜めてあり、入浴剤も入れてある。

 


・・・

 

 

お風呂でさっぱりしたほわほわは、また2階に上がり、部屋に戻った。

 

 

カチャッ

 

 

ただいま〜

 

よし、これでゆっくり休めるぞ〜

そう思ったのだが...

 


あれ?

 

 

ほわほわの部屋に異変が...

 

 

全く知らない荷物が散乱している...

 

 

もしかして、泥棒?!


ほわほわの荷物がなくなって.....代わりの荷物がやってきた...?

 

いや、それだとなんかおかしいな

 


なんでだ...?

 


ほわほわの頭はフル回転している...

 

・・・・・。

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あ!!

 

 


しばらくして、あることに気付いた。

 

ここって角部屋じゃない、その隣だ!

 

ほわほわのお部屋は角部屋だった。

しかし、その隣、つまり違う部屋を開けてしまったのである。

 

なぁ〜んだ!

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もうびっくりした〜

泥棒かと思ったよ〜

 

ほわほわは安心。

 

ごめんなさい〜

と小声で呟きながらその部屋をそっと閉め、鍵を掛ける。

 

 

しかし、

 

 

ん?

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何か違和感に気付いた。

 


 

なんで隣の部屋はこの鍵で開いたんだろう...?

 

 

 

・・・・・

 

 

 

冷静に考えるとおかしかった。

 

 

もしかして...

このホテルの部屋は全て同じ鍵なのか...?

 

 

ほわほわの鍵で隣の部屋を開けることができた。

ということは、隣の部屋の鍵でもほわほわの部屋が開けられるということ...

 

 

 

えぇ.....

 

 

 

急にほわほわは怖くなった。

 

考えちゃダメだ!

眠れなくなるぞ...

 

ほわほわは考えることを放棄し、そのまま寝た。

 

 

翌日。

 

なんだかんだ快適に過ごしたほわほわ。

 

荷物をまとめ、チェックアウトのため1階に向かうと、

 

 

おはようございます〜

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昨日のおばあちゃんが笑顔で挨拶してくれる。

 

ほわほわには任務があった。


昨日のこと伝えなきゃ...

 

さっそくチェックアウトしに受付に向かい、その際に鍵のことを伝えた。

 


 

あの〜、

これ、他の部屋も開いちゃうみたいです...

 


 

きっと大問題になるぞ...

おばあちゃん慌てちゃうだろうなぁ

そう思ったのだが...

 

 

思いもよらぬ反応が返ってきた。

 

 

ハッハッハ〜!!

 

そりゃあよくないねぇ〜

そうかそうか〜


教えてくれてありがとう〜

 

 

 

ん?


慌てる様子はなく満面の笑みだ。

 

 

大丈夫かな...?

なぜかホテルの人より焦るほわほわ。


きっと...鍵はそのうち交換されるよね?

 

そんなことを考えているうちに、またおばあちゃんはしゃべった。

 


 

じゃあ、チェックアウトは終わりねぇ〜

 

あ、はい...

 

ありがとね〜

 

ありがとうございました〜

 

 

そして、そのままホテルを出た。

 

 

.....よし、行くか。


とりあえず、次の目的地へと移動することにしたほわほわ。

しかし、気付けばさっきのホテルのことを考えていた。

 

 

本当に大丈夫なのか...?

 

 

1回しか泊まらなかったのだが、そのホテルの未来が心配になったほわほわであった。

(完)

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました🐥